一発合格 第一種衛生管理者・危険物取扱主任者乙4 勉強法

2019年1月24日
資格取得

はじめに

私は今まで消費者金融や経理の仕事をしてきましたが、今の会社で必要な資格として、第一種衛生管理者と危険物取扱主任者乙4の資格取得を目指すことにしました。

どちらの資格も今までの人生で触れたことのない分野で、テキストを見ても知らない言葉ばかり。

そんな私がどちらの資格も一発で合格しておりますので、その時の勉強法を紹介して、少しでも今後受験される方の参考になればいいなと思います。どちらも同じやり方だったので、それぞれの資格の勉強法を紹介するわけではありませんのでご了承下さい。

使うテキスト・問題集は一冊ずつのみ

私が使っていたテキスト・問題集はこちらです。


 

どちらの資格もU-CANのテキストと問題集を使用していました。

最初に受かった衛生管理者で見慣れていたということもあって、危険物の時も同じU-CANのものを買いました。

それでは順番に私のやり方を説明していきます。

まずは一通りテキストを読もう

まあ当然のことなんですが、わからないのは仕方ないとしてどういったことが書かれているのかをざっくりとでも把握します。

1回目は大事なところに線引きは行いません。

線を引くのは2回目に読む時で、後程説明します。

ただし、項目ごとに〇×形式のチェックテストがあります。

ここで間違っていた問題には、問題文の左側余白に×を付けます(1個目の×)

〇か×かの2択なので、わからなくて勘で答えたら合っていたってことは多々あります。

そんな時は合っていても×を付けて下さい。

今はここの問題が合っていることは重要ではないのです。

なぜ間違えたのか、問題の意味はわかっていたのか、覚えるべきポイントは何なのか、そういったことを問題を通して押さえることで、理解が深まっていきます。

このチェックテストは試験に出ないほどの基本的な内容ばかりかもしれませんが、その基本を押さえることが大切ですので、解いてみてまだ完全に理解・暗記できていないなぁと思ったら積極的に×を付けましょう!

最初は多くても、勉強を進めていく中で×の数が少なくなっていきます。

テキストを一通り読もう(2回目)

テキストを読む1回目は、内容を大まかに把握するために読みました。

またチェックテストも1度解いているので、テキストを読む中で問われる部分を覚えていくよう意識するようにします。

そして1回目と同様にチェックテストを行います。

2回目なので×の数が少なくなっていると思います。

それでも間違える問題については、なかなか身につかない問題として、その回答に関する説明が書いてあるテキストの文章に黄色のマーカーで線を引きます(赤以外で見やすい色。私は黄色を使っていました。)

これで最初から身についてわかっている問題には×がなく、1回間違えた問題には×が1つ、2回間違えた問題には×が2つ付いている状態となります。

テキストのチェックテストで、×が付いているところだけを解いてみよう

つまりは3回目のチェックテストですが、今回は×が付いているところだけで、問題も〇×形式ですので、そんなに時間はかからないと思います。

基礎問題の穴を少しずつ埋めていくのです。

間違えた問題は必ずテキストの記述されているところを読み直しましょう。

何度もテキストを読んでいいると、視覚的にも頭に残ってくるのです。

このページのこのあたりに書いてあったな、って感じに。

前述したように、基礎的なところは重要です。

もし試験に似たような記述で出題されて、見たことあるけどどうだったっけ?となるとすごく後悔します。

基礎的な部分だから悔しさ倍増です。

そうならないためにも、基礎は固めておく必要があり、試験では落としてはいけない問題です。

ちなみに私は×が4つ付いている問題もあり、なかなか身につきませんでしたが、繰り返し解き、テキストを振り返ることでようやく覚えることができました。

問題集を解いてみよう

さあ、ようやく問題集の出番です。

問題集は試験問題と同様の出題形式となっておりますので、いい練習となります。問題文を読んで、考えて、思い出して、と勉強慣れしていない方は結構大変かもしれませんが、ここで大きく力を付けることができます。

順番に問題を解いていくのは変わりませんが、初めての作業を追加します。

チェック問題と同様、間違えたら×を付けていくのは変わりません。

間違えた問題についてはテキストを振り返って、今度は赤色のマーカーで線を引きます。チェック問題と色を変えることで、どのこの問題で間違えて線を引いたのかがわかりやすくなります。

そして問題集の問題文の左横に、テキストのどこに書いてあるのかをわかるようにするために、テキストの記載されているページ数を書き込みます。2回目、3回目に解く時にパラパラとテキストの記載箇所を探す時間が短縮されます。ページ数を書く時間ももちろんかかりますが、調べやすいかと思い私はこの作業を行っていました。

また、問題集の解答には解説が付いていますので、初めは合っていても全ての解説を読むようにしましょう。合っている問題はわかっているからといって読むのを飛ばすのはもったいないです。たくさんの問題文があり、その中には過去問に出た文章が含まれています。何故この文章が合っているのか、それ以外の文章は何が誤りなのか、理解を深める情報がたくさん記載されています。解説の中にはテキストに記載されていない内容もありますので、それはテキストの同じ項目の付近に書き込むようにしましょう。

問題集も数回解くようにしよう!

チェック問題を数回やって解けない問題をつぶしていく方法は同じです。

問題集も何回も繰り返し解いて、わからない問題をなくしていきます。

1回目を解いた時に色々な作業があり時間がかかるかとは思いますが、そこで下準備が完了しておりますので、あとは練習あるのみです。

最後に

一通り終わったら他の問題集もやってみたらいいのでは?と考えの方は、最初のテキスト・問題集が完璧であればいいと思います。完璧ではないのであれば、時間もだいぶかかりますので止めて下さい。

他のテキストや問題集にも手を出して、どちらも中途半端な理解をするくらいなら、1つのテキスト・問題集を完璧にする方がいいと思います。

私はこのユーキャンのものしか使用しておりません。

ちなみに、実際資格試験を受けてみて、ほぼ満点でした。

この「ほぼ」というのが、試験に出る問題の中にはどうしてもテキストにも問題集にもなく、勉強していない部分の内容が出題されます。それついては勘で解答しましたが不正解でした。

しかしそこまでの知識を追求していたら、どこまでやればいいか、どれくらい時間がかかるのかわかりません。そんなマニアックな問題は無視して、それ以外のオーソドックスな問題を確実に得点することが重要です。満点は必要ありません。合格基準点でいいのです。

勉強に貴重な時間を費やしている皆様が、「一発合格」できることを心から願っております。

最後まで読んで頂きありがとうございました。