はじめに
私は以前会計事務所で勤務していたことがあり、中小企業ではありますが色々な法人や個人事業者を担当し、会計監査や経理指導を行っていました。
その会計事務所を退職してからは、社会福祉法人(以下、社福)の事務員として会計を中心に業務を行っております。
初めて社福の会計に携わった時は、これまでの会計と異なる部分がたくさんあり、驚きの連続でした。
簿記の基本は理解していたつもりでしたが、社福ならではの特殊な処理が結構多く、全く別の知識を新たに取得しなければいけないような感覚でした。
そのため職場には、社福の会計に関する本を常備しており、わからないことがあればその本をパラパラめくってその都度調べるようにしています。
今では勤続年数は数年となり、少しずつ慣れてきたので、その中で学んだことをお伝えしていこうかと思います。
特に、一般会計と異なる部分や社福ならではの処理を中心に、理解をしてもらえるような説明をしていけたらいいなと思っております。
これから社福の会計に携わる方や、既に携わっているが、今まで何となく処理をしており理解はできていない方に役立ててもらえると幸いです。