未だ新型コロナウイルスの感染が拡大している状況下で、インターネットによる注文やフリマアプリからのお買い物を多用しているかと思います。
このような状況を逆手にとって、新たな詐欺が横行しようとしています。
それは配送業者を装って、個人の住所を聞きただすという詐欺です。
住所が書いてある部分がにじんでいてわからないので教えてほしいと連絡があるみたいです。
よくもまあ、次から次へと新しい詐欺を考えるもんだなって思います。
でも新しいことを考え出すということは、発想力があるということなので、その頭を世の中のために使ってほしいもんです。
ただ私が一つ疑問なのは、住所は電話帳に書いてあるのにそこまで集めないといけないものなのかなと。
電話帳に載っていない住所だったら、裏での取引で価値があるということなのでしょうか。
確かに近年、自宅に電話を設置せずに携帯・スマホだけって世帯は増えてきております。
実際私も十数年前に一軒家を持ちましたが、電話を設置することは無駄だと思い、家電なしの状態です。
用事がある人はスマホに連絡してくるでしょうし、そうなると、家電への連絡は営業、いたずら電話など不必要うな連絡だけだと思います。
さて、今このようにある程度話題になったことで、これを知っている人はそう簡単には引っかからないでしょう。
私はよくメルカリやヤフオクで商品の売買を行っておりますが、発送手続きを行う際、送付状を商品に貼るのですが、裸ではなく防水の袋に入れますし、送付状は印刷されたものです。にじんで住所が見えないということはありません。
また実際連絡があった時は、こちらから質問をたくさんすれば相手は答えられないので、相手から電話を切ってくると思います。
送付元はどこの誰なのか、送付先の記載でわかる箇所はないのか、郵便番号の記載はどうか、届けようとしている商品はどんなものなのか、などです。
本当の業者であれば、追跡番号から調べたり、また普通の郵送物であれば、送付元に戻ったりすることもあるでしょう。
わざわざ電話をして住所を聞くなんて今までなかったことですので、十分に怪しいんですけどね。
今回話題になったのは「ヤマト運輸」を語っていましたが、他の業者名を使う可能性もあります。
自分からは個人情報となることは言わないようにしましょう。
ついでに振り込め詐欺の話も少ししますが、まずおかしいと思うポイントが必ずあります。
・お金がもらえるような話なのに、先にこちらから相手にお金を支払わなければいけないケース
(まずお金をもらえるような甘い話は最初から疑うべきですが)
・お金を支払うようなサービスの提供、商品の受け渡しがないのにお金を請求されるケース
・金額がやたらと高い
・一度支払ってしまった後に、更にお金の支払いを求められるケース など。
実際被害に遭っている方は、すごく悩んでいる状態、苦しい状態の方が多いです。
正に藁にも縋りたい思いで、持ちかけられた話を信じて深みにはまっていっているのだと思います。
それが相手の狙いどころでもあります。
何か急な話を持ち掛けられたときは、厳しい状況でも冷静に考えて、詐欺ではないかと疑ってみましょう。
一度疑いの心を持つと、相手とのやりとりがある程度継続していても、ブレーキをかけることができますから。
詐欺の方法は巧みに変化しておりますが、いつの時代も必ず存在しています。
今回の様に新しい詐欺が話題になることもありますので、常にアンテナを張り情報収集し、十分な警戒を行って頂きたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。